EQは基本的に「感情の識別」、「感情の利用」、「感情の理解」、「感情の調整」という4つの個別能力を循環的に発揮することで機能しています。
これらの個別能力は緊密な関連を持ち、常に互いを補完し合うように連繋して動いています。
自分の感情を識別できなければ、それを利用することもコントロールすることもできませんし、他者の感情の原因やその後の変化を類推できなければ、適切な働きかけを行なうことは困難です。
つまり、適切にEQが機能するためには、EQを構成する4つの個別能力がバランス良く発揮されることが重要になります。
自分のEQがどのように発揮されているか?を知ることがEQを伸ばすポイントとなります。
EQの発揮度合いを知るには、EQI(EQ行動特性検査)が有効です。
EQ行動特性検査「EQI」は、個々人のEQを測り伸ばすためのアセスメントツールです。
EQ理論提唱者の監修を受けた日本で唯一の検査で、EQの発揮度合いを行動面から測定する検査です。
個人の“強み”、“課題”を把握し、自己の育成ポイントを見極めることが出来ます。
そして、課題解決に向け、研修を通じてEQ能力開発を行うことが可能になります。
EQIは、これまでに1500社以上の企業で 人材採用/育成/配置等に25万人以上に利用されています。

EQIは、EQの発揮度を「心内知性」、「対人関係知性」、「状況判断知性」の3つの知性から測定します。
自分で自分の状態が分る「心内知性」、他者に適切かつ効率的に働きかけることができる「対人関係知性」、自分と他者の両者の状態を同時に認知できる「状況判断知性」からEQの発揮度合いを測ります。
現在おかれている個々人の状況に合わせて、どのようにEQが発揮されているか?3つの知性を構成する8つの能力と24の素養で具体化し、各素養の高低のバランスに着目をして、自分の強みと課題を発見し、育成ポイントを見極めます。

3つの知性を構成する8つの能力の24の素養です。詳細はそれぞれの詳細をご覧ください。
| 能力 | 素養 | 素養の意味 | |
| 心 内 知 性 |
自己 認識力 |
私的自己意識 | 自分の感情状態を知り、自分がどのような人間か知ろうとする事 |
| 社会的自己意識 | 自分が周囲にどのような人間として移っているのか知ろうとする事 | ||
| 抑鬱性 | 精神的な落ち込みや過去や現在の自分に対する悲観的・否定的な考え方 | ||
| 特性不安 | 現在や将来の出来事に対する不安の感じやすさや心配の度合い | ||
| ストレス 共生 |
自己コントロール | 自分の感情や考え、行動を調整する事 | |
| ストレス対処 | 自信のなさ、不安の感じ易さといった否定的な感情を認識し、調整する力 | ||
| 精神安定性 | 精神的な動揺の程度、落ち着きや気分のムラの程度の事 | ||
| 気力 創出力 |
セルフ・エフィカシー | 自分の知識や能力への自信の程度、物事への肯定的な見込み | |
| 達成動機 | 物事への取り組みの粘り強さとやる気の事 | ||
| 気力充実度 | 精神的なエネルギーの強さの事 | ||
| 楽観性 | ポジティブシンキング、割り切りの良さの事 | ||
| 対 人 関 係 知 性 |
自己表現力 | 情緒的表現性 | 怒りや喜びなど自分の感情を相手に表現し伝える事 |
| ノンバーバル・スキル | 言葉以外のしぐさ・表情・視線などによる気持ちの表現力の事 | ||
| アサーション | 自主独立性 | 人に頼らず、主体的に物事に取り組もうとする事 | |
| 柔軟性 | 考え方の幅広さと感受性のしなやかさ、キャパシティーの広さの事 | ||
| 自己主張性 | 自分の意見や判断、権利を相手に率直に伝える事 | ||
| 対人関係力 | 対人問題解決力 | 人間関係のトラブルを解決していこうとする積極的な意志の事 | |
| 人間関係度 | 周りの人とのコミュニケーションを大事にしていく事 | ||
| 状 況 判 断 知 性 |
対人 受容力 |
オープンネス | 人にどの程度自分から心を開き、人の心を自分に開かせるかという事 |
| 情緒的感受性 | 相手の気持ちを敏感に察知し、理解していく事 | ||
| 状況モニタリング | 状況を客観的に観察し判断し、自分の行動の手掛かりにする事 | ||
| 共感力 | 感情的温かさ | 人間関係の基本となる、人に対する温かい心遣いや接し方の事 | |
| 感情的被影響性 | 周囲の状況への巻き込まれ易さ、人の感情への呑み込まれ易さの程度の事 | ||
| 共感的理解 | 相手の気持ちに寄り添いながら話を受け取り、自分以外の人の気持ちを理解し汲み取っていこうとする事 |
source from EQ Global Alliance
EQは、誰もが持ち、意識的に練習する事により伸ばせる能力です。EQの考え方を理解し、EQI(行動特性検査)を活用して、行動のクセ、感情の使い方のクセなど自分の“強み”・“課題”を認識し、組織や社会で活躍できる自分を作る為にEQを伸ばす方法を学ぶ研修です。
対象:新人、中堅、管理職の方々
期間:1日(8時間コース)
※事前にEQIを受診して頂きます。
EQを通じてチームワーク、リーダーシップ、フォロワーシップ、コミュニケーション、ストレスマネジメントなどの各領域における力を伸ばす研修です。ご要望をお聞かせ頂いた上でプログラムを企画開発しご提供いたします。
対象:新人、中堅、管理職の方々
期間:各領域 半日~
※事前に「EQ自己理解研修」を実施してからの研修となります。
EQ研修プログラムにご興味のある方は、お気軽にお問い合わせをください。